2020年10月アーカイブ

この雑草ってなんぞ?

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雑草の話です。

雑草っていうと、そんな植物ないよって昭和天皇に怒られそうですが、この植物の名前がわからんので、とりあえず雑草と呼びます。

DSCN0188.JPGDSCN0191.JPGこの植物、見たことないでしょうか?道端とか街路樹の中なんかに生えてて、やたらめったら成長が早いやつです。

街路樹の並木なんかに紛れて生えてると、並木の剪定できれいに整えても2週間くらいでこの植物だけやたら伸びて、不格好になってしまうやつ。植木屋もこうなること知ってるだろうから、根から抜けばいいのに・・・って思ってたんですが。

まぁ、この植物が畑に生えてるのに気づいて、その付近を掘る用事があったんで根ごと掘り出してみました。

DSCN0181.JPGなにこれ?!長っが!手前に草刈鎌を置いたんで、比較してみてください。(ん?鎌なんてしらん?そんな都会人間は知らん)

長い根で1.5から2mくらいあります。しかもこの写真の通り、ほぼ真下へ伸びてます。樹の根を掘ったことある人ならご存じでしょうが、樹の根って深さはせいぜい20㎝くらいで、横へ広がるものが多いんですが、この植物は深い方向へ伸びてました。

やたらめったら成長が早い植物なんで、おそらく熱帯性なんだろうなぁと思ってるんですが、成長速度といい、根の深さといい、日本にある植物とはずいぶん違うなぁという印象です。

ただ、根がすごい長いんですが、材質はスッカスカです。

DSCN0183.JPG木材としては使えないでしょうねぇ。成長の速さから、大気中の炭素固定に応用できないかな?なんて思ってたんですが、このスッカスカさだと、固定する炭素量も大したことなさそう。

で、この植物、名前を知りたいなと思ってるんですが、一向に出てきません。どなたか知りません?

DSCN0185-2.JPGこの植物も同じようにやたら成長早いんですが、やっぱり名前がわからんのですよね。どなたか知りません?

AtomCam というのがあります

いわゆる Web カメラなんですが、最大の特徴は安いこと。なんと、1台 2500円です。

なんで、台数いっぱい並べてあちこち録画しよう。ができる。

で、これの録画先なんですが、標準だと本体に差し込んだ SD カードを使うんですが、カメラの Firmware の更新で NAS に録画できるようになりました。(と言ってもテストリリースでだけらしいですけど)

さぁ、さっそくSambaに録画してみましょ。と思ったわけですが、

Requested protocol [NT LM 0.12]

No protocol supported !

こんなログが。

NTLM 0.12 って、Win2000 とか、WinXP 時代の NetBIOS 認証プロトコルらしいです。なんでそんな古い認証を?随所でそんな古い認証使っちゃダメって言われる代物です。

とはいえ、これを通さないとつながらない。しょうがないので、Samba の設定を変えましょう。

[global]

ntlm auth = ntlmv1-permitted

server min protocol = NT1

この二つを加えたらつながりました。

これ、そのうちナウい認証プロトコルに変わるんでしょうか?

Alfrescoで同人誌管理

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この前、Python でデータベースの画像をどうこうってネタを書いてましたが、もースクラッチすることはあきらめました!(を

いや、だって大変すぎるんですもん。

ちうわけで、Alfresco というツールを使ってみることにしました。

画面イメージはこんな感じ。

alfresco-1.jpgもともとは、Word だ、Excel だのドキュメントをみんなで共有してバージョン管理しましょ。ってツールのようです。

「え?そんなん、ファイルサーバでやるんじゃないの?」って思ったあなた。ダメなんです。ファイルサーバでドキュメント管理すると、みんな好きかってな場所にファイル置いて、どのファイルとどのファイルが関連してて、どれが最新だか分からん!!ってことが多発するんです。

なんで、こういう文章管理ツールというのが使われるのです。有名どころだと、MS Share Point ですね。

で、これを同人誌管理に使ってみようと。

これを使うと何が便利か。

  • 表紙の一覧がみられる!!

よーするに、それをやりたかったんです。表紙一覧をみて、読みたい同人誌を PDF としてアクセスする。それをやりたかっただけなんですよ。

しかも、Kindle みたいな本の分類ができないツールじゃなくて、BookWalker みたいな本棚分類ができるツールを。

マウス操作だけで読みたい同人誌を選んで、そのまま Acrobat Reader で表示して、ホイールでくるくると同人誌を読む。っていうのが問題なくできます。

さらに、mp3 とか mp4 のファイルをアップロードすると、

なんと、そのまま使える。

そして、

alfresco-2.jpgブラウザ上でそのまま再生までできちゃう。

ただ、不満がないではないんですよね。同人音声なんかを買うと、章ごとに mp3 ファイルが供給されるんで、ファイル5個とかで1作品になるんですが、この5ファイルをまとめて1個の作品として扱うことができない。

もちろん、1フォルダー1作品にすればいいんですが、それはそれで不便なような。

そういや、同人誌もページごとに JPEG ファイルになってて、それを ZIP でまとめたものが提供されるものもあるですが、これも同じ問題がでますね。まぁ、複数の JPEG なら、それを1個の PDF にまとめるソフトを使えばいいわけですが。

なお、構築方法はこれらのページを参照

Alfresco Community を CentOS 7にインストール

CentOS7.4にalfrescoをインストールする

あぁーあ

DSCN0170-.JPGテープだから、いつかこんな日がくるかなぁと、漠然と思ってましたが、やっぱり発生しました。

テープへの書き込み中に、ドライブあたりからシュルシュルっと聞きなれない音が聞こえて、やがて書き込みエラーが発生。おや?とおもってコンソールから Eject 操作をするがテープは出てこない。Eject ボタンの長押しをすると、なーんかイジェクト動作はするんだけど、やっぱり出てこない。

あんれぇぇぇ?まさか切れた?そんなことあるのぉ?と思いつつ、ドライブを開けてみたら

DSCN0166.JPGDSCN0167.JPG2枚目の写真の真ん中あたりにオレンジの部分がありますが、ここに読み書きのヘッドがあります。テープがロードされてるときは、このヘッドにテープが接してないといけない。つまり、カートリッジが入ってるのに、ヘッドが見えているということが異常です!!

さーて、こまった。どうやって復旧したものやら。

カセットテープのテープ詰まりとかだと、まぁテープをひっぱりゃぐちゃっとなったテープの塊が出てくるので、それをぐりぐりっ!っとしてポイすればいいんですが、LTOはそういうわけに行かないのです。

DSCN0169.JPG写真上に赤い線で円を描いてますが、この部分にリールがあります。このリール、ドライブの部品なんですね。カセットテープとかビデオテープだとリールが2つともカートリッジ内にあるわけですが、LTOはカートリッジ内には1個しかリールがなく、もう一個のリールはドライブ側にあります。

いやぁこの設計、よく考えたというか、よく実現したなぁと思うですよ。カセットテープとかと比べて、ドライブの構造がめっちゃ複雑になるし、確実に動作させるためには、試行錯誤したんじゃないかなぁ。

でだ、そんなスゴイ仕組みが、いざテープ詰まりとなったら、めっさ大ごと。テープを取り出すには、ドライブ側のリールに巻かれたテープを全部引っ張り出すしかない。

ちうわけで、

DSCN0168.JPGひたすら、えっちらおっちら巻き取りです。

今回詰まらせたのが LTO4 なんで、規格上のテープ長は 820m だそうで。1km まであとちょっと。これをひたすら、えっちらおっちら巻き取りです。1時間以上かかりました。

お願いだから、もう詰まらないで!!!

これ、保守に入ってる環境だったら、ドライブ交換だろうなぁ。こんなテープの抜き取りやってたら保守員の人件費、ペイすると思えない。

LTOを使う

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LTOです。

Liner Tape-Open の略だそうです。ちうか、よーするにテープです。

バックアップテープといやながーい歴史があるわけで、私が知ってるのはQICDDS、LTOくらいでしょうか。QICは大学に転がってるのを見て、手に持ったことがある。程度ですけどね。

改めて容量を調べてみたら、QICが100MBオーダー、DDSが50GBオーダーなんですね。だからと言って。LTOが10TBオーダーになってるか?っていうと、ちぃと足りませんが。

そーいや、大学のころに中古のDDSちうかDATドライブをもらって、SGI のIndyに繋いでた時代がありましたよ。DDSテープが高くて買えないからって、音楽用DATテープを使ってみたものの、エラーだらけでまったくバックアップにならなかった。という話がありましたが。

ちうわけで、本題です

lto-machine.jpgこんな環境です。

そうだ!LTOを使おう。って思い立ったアナタ、まずはよーく考えてください。LTOを実用するには、大きな問題が3つあります。

  • なにかと値段がたかい!
  • 高価なインターフェースしか使えない!
  • ソフトウェアも高価なものしか使えない!

もうね、業務用ですがなにか?って世界なんですよ。データセンタにおいてあるのが当たり前、中小企業の事務所のマシンルームがせいぜい。SOHO?すら相手にしてないような世界です。

そーんな製品があるなら、使ってみようじゃねーか!ってなりますよね?(ん?)

10年くらい前のバックアップだと、まずは D2D、ちょっとリッチに D2D2T っていうのが標準だったわけですが、2020年の今、テープ?は?時代はクラウドだよ。って言われる世の中ですが、やっぱりテープを使いましょう。

インターフェース

LTOは計算機の中では補助記憶装置なんで、とーぜんなんらかのインターフェースで接続することが必須です。で、LTOで使えるのは。

  • Fiber Channel
  • SAS

以上!!!

USB? SATA? そんなちゃっちいインターフェースではつながりません。せめて iSCSI で繋がせてって言いたいところですが、DELL のテープライブラリ装置に追加カード刺して iSCSI でつなげる製品しかありません。

って、ここまで書いて気付いた。以前に同じような話書いてたわ

ソフトウェア

なんで、これが本題。ソフトウェア。しか も Windows で使うっていう前提で。

Windows でっていうのがなかなかに厄介で、OS 標準の機能だとデバイスマネージャに名前が載る程度なんですね。

「OS 標準機能でバックアップなんか触ったら、データ壊すだろ。専用ソフトしか認めん!」っていうのが思想にあったとか聞くんで、まぁしょうがないんでしょうが。

なので、なんかのソフトウェアをインストールするわけですが、まぁこんな業務用の世界なんだから、とーぜんソフトも高い。なんで、実質的に無償ソフトで探すしかない。

EaseUS TODO Backup Workstation というソフトだと3000円くらいで LTO 使えると謡ってるんですが、ちょっと調べてみると EaseUS なる企業、中国らしい。中国製?いや辞めとけ。裏でなんか抜いてても全然不思議じゃないし、なにより中国製ソフトの無償版って、何かボタン1個押すたびに有償版買えやって広告見せられる。

ちうわけで、こんな選択肢があります。

  • LTFS
  • Cygwin
  • Veeam community edition

使い勝手でいうと、一番は LTFS でしょうか。

LTFS というソフトウェアがあるわけじゃありません。ドライブベンダーが無償配布しているドライバーをインストールすると、テープドライブがWindows上でドライブレターを持った論理ドライブとして使えるようになるってことです。

こんな風に、エクスプローラ上に、LTOカートリッジのアイコンが出てきます。

IBMの場合、IBM Spectrum Archive Single Drive Edition というパッケージをダウンロードしてきて、インストールしたあとドライブレターを割り振ります。

この LTFS Configuration を使って設定が必要っていうの、案外はまりポイント。私は5分悩みました。

Windows でのファイル操作と同じなので、使い勝手は非常に良いです。

ただし、LTO5 以上でしか使えません。ドライブが LTO5 でも、カートリッジが LTO4 だと LTFS では使えません。

汎用性が高いのは Cygwin でしょう

Cygwin 上で tar コマンド、mt コマンドをインストールすれば、Unix でのテープ操作と同じように LTO が使えます。

とーぜん、Unix 系の tar と互換があります。

ただ、Unix だと

tar t

とすればテープの内容をリストできるのに、Cygwin だと

tar tf /dev/st0

とデバイスファイルを指定しないと動きません。なぜ?

あと、Cygwin を起動するときに、「管理者として実行」をしないと、ドライブからアクセス拒否されます。

たぶん、使いこなせれば最強、Veeam Community Edition

VMware 環境用のバックアップツールとして最近台頭してきている、Veeam。なんとこれ、Communty Edition があるんですね。

当然、保守は受けられませんが、製品としての Veeam と同じものが使えるっポイ。まだほとんど触ってないので分かってない部分もあるんですが、どーやら製品と比べてバックアップジョブが10個しか設定できない。という違いだけに見えます。

んで、ここでの本題、LTOの取り扱い機能を持ってます。

veeam.jpgバックアップツールの一環として取り込まれてます。

ただ、これ使うならテープライブラリーにしないとあまり意味ないかもですけどね。

<画面写真>

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