2016年4月アーカイブ

NETGAER の ReadyNAS 102 という NAS 箱があります。Amazon で半額で販売されてたりして、ついポチってしまいます。

DSCN5844.jpgDSCN5845.jpgデザインもそんなに悪くないし、トレイでドライブを載せるので HotSwap も対応、2ドライブなので、RAID1 のみですが RAID 対応、NFS も、iSCSI も対応。

もうね、VMware のデータストアとして使うしかないでしょ!!という仕様です。

というわけで、さっそく NFS マウントしてみます。ReadyNAS の GUI で vmachine という共有フォルダを作って、NFS でマウント可能にします。
export.png一箇所はまるところがあります。この NFS ボリュームをマウントするときは、ディレクトリ名を /data/vmache としてマウントします。

とまぁ、こんな感じでマウントして、VMware のデータストアとして使うことができるんですが・・・・・ReadyNAS.pngデータストアとしての応答が遅すぎて使い物になりません・・・・

下のオレンジグラフが、QNAP TS-412 の書き込み待ち時間、上が ReadyNAS 102 の書き込み待ち時間。TS-412 は 30 台くらいの仮想マシンのデータストアを担ってますが、ReadyNAS は FreeBSD のマシンを1台だけ。しかも、マシンは Idle 状態です。

ここまでデータストアが遅いと、仮想マシンの応答は使い物になりません

さて、買っちゃったこの NAS 箱、どーしよう・・・

Amazonで買い物すると、ダンボールに入ってきます。このダンボール、一層でたいして強度もないし、再利用が難しいですよね。資源ゴミに出すくらいしか思いつかない。

ところで、そろそろ春です。畑にあれこれ植える季節なわけです。畑になんか植えると、とーぜんのように草が生えてくるわけですが。

DSCN5840.JPG作物の周りに草が生えないようにするときは、マルチを使うのが一般的なんですが、ビニールなんでシーズン終了時に処分に困るんです。ダンボールならそのまま土に帰るかなぁと。

本当に草抑制になるかは・・・・・様子を見守りましょう

なお、植えたこれ、葉を見ればわかると思いますが、スイカです

Windows10 TH2のバグ

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Windows10 には、TH2 とか、Build 10586 とか、Version 1511 とか呼ばれるものがあります。2015年11月ごろに出たもので、よーするにSP1でしょ?というもの・・・・だと思います。

これに、ひじょーに致命的なバグがあります。

「アダブターとバインド」という設定があります。[ネットワークと共有センター]-[アダブターの設定]-[詳細設定]と選んだところに出てくるダイアログのタブページなんですが、複数あるネットワークインターフェースの優先順位を決める設定です。
bind.png

なんでこんなもんが必要なのか? DNS サーバって普通は自サイト内において、サイト内の名前解決をするとともに、DNS Chache サーバとして運用すると思うんですけど、これがあると VPN 接続したときも、自サイトの DNS サーバを使いたいですよね。だって、自サイトに設置した VD 環境に接続したいから。dns_.pngそんなときは、このアダブタの優先設定を変更して、VPN インターフェースを優先する設定にすれば良いわけです。

ところが!!!

Win10 TH2 ではこの優先設定が効かなくなっている。ダイアログ内でVPN インターフェースを上に持っていって OK を押してもダイアログを開きなおすと設定を覚えてない。当然、実際に動作させても、VPN 経由で DNS Lookup を行わない。

Win10が出たころにインストールしたもの、すなわち、TH1では問題なく動いてたんだから、TH2 でエンバグしたっぽい。


さーて、どうしたもんか。ベストは、ロールバックでしょうね。TH1からTH2にあがった直後なら戻せるようです。だけど、必ず戻せるわけでもないようで、「以前のビルドに戻す」ボタンが消えてしまうマシンもありました。なんでなのかはよくわかりません。

あとは、nvspbind.exe というツールがあります。効くのかどうかよくわかりません(をぃ

まぁ、ほんとうのベストは、TH2にあげないことですね。ユーザのOSを、無断で強制的にアップデートして、しかも有無を言わさずいきなりリブートするって、なにを考えてるんだか。

ただ、Win10は、WindowsUpdate を、有無を言わさず勝手にやるのが OS の仕様です。とめるには、サービスの中から、Windows Update サービスを無効にしてしまう。まぁ、強引な方法ですけど、いちおー有効っぽいです。危険な方法ではあるので、詳細は書きませんが

ちうわけで、MS、さっさとこのバグを直せ

RaspberryPI を太陽電池の電力だけで駆動してみます。当然、24時間運転です。なので、バッテリーとかも使います。

まずはシステム全景と、太陽電池以外の装置郡

DSC_1056.JPGDSC_1057.JPGシステムの中核を構成するのは、秋月で買ったソーラー充電コントローラCML05-2.2。これに太陽電池とバッテリーの制御を全部押し付けてます。これに50W太陽電池パネルSY-M50W-12と、鉛蓄電池WP1236Wを接続して、DC-DCコンバータOKL-T/6-W12N-Cを使って5Vに降圧。ここまで出来れば、USB端子をつかってRaspberryPIを接続するだけ。

DSC_1058.JPGDSC_1059.JPGこれだけのシステムで、15日間動き続けました。半月動き続けることが出来たということは、電力的には十分足りてると言ってまちがいなし。

ちなみに、このシステムから太陽電池だけを外し、満充電の鉛電池だけでRaspberryPIを駆動させてみたところ、30時間程度でソーラーコントローラが電池の限界電圧を検知して電源が落ちました。


ただRaspberry PIを走らせておくだけではあまり意味がないので、電子百葉箱にしてみます。あと、電力の収支も記録しておくと面白そう。というわけで、I2Cセンサーもつけてみました。

DSC_1062.JPGHDC1000を使った気温・湿度センサー(左)BME280を使った気圧・気温・湿度センサー(右)をI2Cで接続。さらに、DSC_1061.JPGINA226を使った電流・電圧センサー。これを鉛バッテリーにつないでバッテリーの両端電圧と、バッテリから流出/流入する電流を測定します。

そして、このINA266で取った結果がこれbattery.png青線がバッテリーの両端電圧(V)、赤線がバッテリの+端子側で見た電流(mA)で、バッテリーへ流入すると正の電流が流れます。測定期間は2016-4-3 12:40 から2016-4-6 20:30まで。このときの天候は4/4が小雨がぱらつく曇り、6/6がやや薄雲がかかるものの晴天でした。

夜間は赤グラフがほぼ一定して-160mAを示しています。バッテリーの電力でRaspberryPIが駆動していることが分かります。昼間になると、おおよそ午前中に500mAから1A程度の電流で充電が行われ、低下していた電圧が回復しています。バッテリーが満充電に達したあとは、充電電流のON/OFFを繰り返し、過充電にならないよう、保護がかかっていることが見て取れます。

つまり、小雨の日ですら、過充電に達する電源が確保できているということの証明です。

あ、書き忘れた。

I2Cで取ったデータは、無線LAN経由でPostgreSQLサーバにリアルタイムで送ってます。せっかく取ったデータ、PIに置いておくと結果の参照とかが面倒ですから、この方法がお勧め。

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