雑草の話です。
雑草っていうと、そんな植物ないよって昭和天皇に怒られそうですが、この植物の名前がわからんので、とりあえず雑草と呼びます。
この植物、見たことないでしょうか?道端とか街路樹の中なんかに生えてて、やたらめったら成長が早いやつです。
街路樹の並木なんかに紛れて生えてると、並木の剪定できれいに整えても2週間くらいでこの植物だけやたら伸びて、不格好になってしまうやつ。植木屋もこうなること知ってるだろうから、根から抜けばいいのに・・・って思ってたんですが。
まぁ、この植物が畑に生えてるのに気づいて、その付近を掘る用事があったんで根ごと掘り出してみました。
なにこれ?!長っが!手前に草刈鎌を置いたんで、比較してみてください。(ん?鎌なんてしらん?そんな都会人間は知らん)
長い根で1.5から2mくらいあります。しかもこの写真の通り、ほぼ真下へ伸びてます。樹の根を掘ったことある人ならご存じでしょうが、樹の根って深さはせいぜい20㎝くらいで、横へ広がるものが多いんですが、この植物は深い方向へ伸びてました。
やたらめったら成長が早い植物なんで、おそらく熱帯性なんだろうなぁと思ってるんですが、成長速度といい、根の深さといい、日本にある植物とはずいぶん違うなぁという印象です。
ただ、根がすごい長いんですが、材質はスッカスカです。
木材としては使えないでしょうねぇ。成長の速さから、大気中の炭素固定に応用できないかな?なんて思ってたんですが、このスッカスカさだと、固定する炭素量も大したことなさそう。
で、この植物、名前を知りたいなと思ってるんですが、一向に出てきません。どなたか知りません?
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