Exment というツールがあります。
Kintone というクラウドサービスがありますが、これの OSS クローンという触れ込み。他にもプリザンターというのもあり、両方使ってみた感想としては、プリザンターのが重いかな?あと個人的にデザインはExmentのが好き。
あと、プラットホームとかを比較するとこんな感じ
CGI言語 | データベース | |
プリザンター | .NET | MS SQL Server |
Exment | PHP | MySQL |
いまどき、.NET も SQL Server も Linux で動くようになったんで、まぁ、Open なシステムの仲間入りなんでしょうけど、Linux ちうか Unix なのにバイナリーしか公開されないのってなんか気持ち悪いなぁっておもうのは、インターネット老人会なんだろうか?
ともあれ、PHP と MySQL なら FreeBSD でも動くよね!ってことで FreeBSD で動かしてみます。あ、公式ページには Linux は載ってるけど、FreeBSD は入ってません。まぁ、そんな扱いですよね。
んでまぁ、これで何をしてるかっていうと、
どの天体を撮ろうかな?、撮った天体って現像とかやったっけかな?、あの日撮った銀河ってどんな撮影条件だっけ?という状態管理をやってます。
ん?そういうものは Excel でやるんじゃないのって??お前は何を言ってるんだ(AA略)。Excel は表計算ソフトです。断じてデータベースじゃありません!!!
というか、世のビジネス連中というか、自称パソコンが使える人って何が何でも全部 Excel なの、なんなんだろうねぇ。なんで表計算ツールでデータ管理したり、あまつさえ文章作ったりするんだろうね?おめーら、それは間違ってるぞ!って出てきたのが Kintone なんで、その OSS クローンを使おうっていうのは、そのまんまなんですが。
そんなことはおいておいて、インストールです。
インストール手順は、公式ドキュメントにあります。
以上。・・・・いや違う。そうじゃない
このドキュメントにある、Linuxの構築手順と基本的には同じなんですが、当然 FreeBSD には yum はありませんから、そこは Ports でやります。そこにポイントがありますんで、そこをまとめておきます。
まず Ports でインストールするパッケージ。
- databases/mysql57-server
- www/mod_php73
- lang/php73-extensions
- devel/php-composer2
まぁ、一般的な MySQL、PHP の Webサーバの構成ですね。MySQLと、PHPのバージョンは、公式ドキュメントにバージョン指定があるので、あわせます。
そして、ここで1つポイント。php73-extensions をインストールするオプションです。
- CTYPE
- DOM
- FILEINFO
- FILTER
- GD
- HASH
- ICONV
- JSON
- MBSTRING
- MYSQLI
- OPCACHE
- PDO
- PDO_MYSQL
- PDO_SQLITE
- PHAR
- POSIX
- SESSION
- SIMPLEXML
- SODIUM
- SQLITE3
- TOKENIZER
- XML
- XMLREADER
- XMLWRITER
- ZIP
- ZLIB
これだけのオプションを有効化したら通りました。もしかしたら、要らないの有効化してるかも?ですが、少なくともこれで動きます。
そして、2個目のポイント。これがハマりました。
ドキュメントどおりにインストールして、「http(s)://(あなたのサイトURL)/admin」にアクセスしても、Apache から「そんなページねぇよ」って怒られたり、Laravel のロゴページが表示されたりします。
原因は Apache の rewrite モジュールが有効化されてないこと。
/usr/local/etc/apache24/httpd.conf ファイル内で、
LoadModule rewrite_module libexec/apache24/mod_rewrite.so
この行がコメントアウトされてます。
Exment の DocumentRoot は /usr/local/www/exment/public なんですが、ここに .htaccess ファイルがあり、Rewrite を使ってあれこれやってます。
なんで、Rewrite モジュールが有効化されてないと、意図通りのページが出てこないのです。
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