とりあえず始めました!という状態なんですが、なんかそれっぽく撮れてる?
いや、ずーっとやってらっしゃる方からしたら、星景写真から出直せと言われそうな気がしないでもないですが、星景写真も、月も惑星もすっ飛ばしていきなり星雲からです。
機材はこんな感じ
カメラは ZWO ASI224MC
天体写真をやってらっしゃる方ならわかる・・・か?おそらくはデジタル天体写真をやる場合の最安構成じゃないかと。
AZ-GTi P114N が 38,000円、ASI224MC が 33,000円
あと、写真の下のほうに写ってる黒い箱が、ThinkCnter Tinyなんで、ヤフオクで 15,000円くらい。
機材だけで10万円してません。天体写真って、いざ調べてみると、ものすごい値段なんですよね。もっとも重要な赤道儀が20万円スタートとか、もうなんだこれ?って世界なんですが、なんとか激安で始められないかと。
ただし、ソフトウェアが必要です。これが高い!ステラショットと、ステライメージは必須でしょうね。このソフト1本が3万くらいするので、実は機材費よりソフト費のが高かったり。ステラショットはまだ買ってなくて、体験版でやってたりします。3月に入って、2月の会計が閉まったら買う予定。
とはいえ、風景写真をやるときは、「カメラよりまず三脚に良いものを買え」と言われたことを思い出すと、天体写真を撮るときも、カメラよりも望遠鏡よりもまず赤道儀なんでしょうね。そのうち買えるかなぁ?
で、ない物ねだりはおいておいて、Sky-watcher P114N と ASI224MC で写真を撮ろうとすると、ハマります。ピントが合いません。これも天文やってる人からすると常識なんでしょうけど、P114N みたいな安い望遠鏡では写真は無理なのはよくあることのようです。
よく似た望遠鏡にケンコーのSE-AT100Nというのがあるんですが、これもZWOのカメラをつけようとしてもピントが合わないようで、ZWOカメラのロープロファイルカバーというのを使わないとダメなんだそうです。ところが、このロープロファイルカバーなんとメーカで生産終了してるらしく、もう買えません。なんで?!
しゃーないので、こんな荒業にでました。
接眼レンズをつける筒の土台を削ってやりました。画像奥に段差がありますが、約5mmくらい回りを削ってます。
あったりまえのことですけど、自己責任で!!!!
こうすることで、カメラをより鏡筒に近づけることができて、ピントが合います。ただし、接眼筒を支える部分を削ってしまうわけですから、安定度は下がります。あと、大量の削りカスが発生するので、これがレンズとかミラーに付着すると困ったことになります。
あと、この P114N、ピントつまみのところに粘度の高いグリスが塗ってあって、この塗布精度がめちゃくちゃ。はみ出しまくってます。なので、削ってる間に手がベタベタになります。んで、削り終わてみるとグリスが減って、ピントつまみが軽くなっちゃいます。グリスの保持に気を付けましょう。
繰り返しになりますけど、望遠鏡を削るなんてのは本来は論外なオペレーションなわけで、自己責任です!
さーて、いろいろ撮ってみようかなぁと思うところですが、いくら機材をそろえたところで、雲には勝てないのよね
コメントする