Windows10 には、TH2 とか、Build 10586 とか、Version 1511 とか呼ばれるものがあります。2015年11月ごろに出たもので、よーするにSP1でしょ?というもの・・・・だと思います。
これに、ひじょーに致命的なバグがあります。
「アダブターとバインド」という設定があります。[ネットワークと共有センター]-[アダブターの設定]-[詳細設定]と選んだところに出てくるダイアログのタブページなんですが、複数あるネットワークインターフェースの優先順位を決める設定です。
なんでこんなもんが必要なのか? DNS サーバって普通は自サイト内において、サイト内の名前解決をするとともに、DNS Chache サーバとして運用すると思うんですけど、これがあると VPN 接続したときも、自サイトの DNS サーバを使いたいですよね。だって、自サイトに設置した VD 環境に接続したいから。そんなときは、このアダブタの優先設定を変更して、VPN インターフェースを優先する設定にすれば良いわけです。
ところが!!!
Win10 TH2 ではこの優先設定が効かなくなっている。ダイアログ内でVPN インターフェースを上に持っていって OK を押してもダイアログを開きなおすと設定を覚えてない。当然、実際に動作させても、VPN 経由で DNS Lookup を行わない。
Win10が出たころにインストールしたもの、すなわち、TH1では問題なく動いてたんだから、TH2 でエンバグしたっぽい。
さーて、どうしたもんか。ベストは、ロールバックでしょうね。TH1からTH2にあがった直後なら戻せるようです。だけど、必ず戻せるわけでもないようで、「以前のビルドに戻す」ボタンが消えてしまうマシンもありました。なんでなのかはよくわかりません。
あとは、nvspbind.exe というツールがあります。効くのかどうかよくわかりません(をぃ
まぁ、ほんとうのベストは、TH2にあげないことですね。ユーザのOSを、無断で強制的にアップデートして、しかも有無を言わさずいきなりリブートするって、なにを考えてるんだか。
ただ、Win10は、WindowsUpdate を、有無を言わさず勝手にやるのが OS の仕様です。とめるには、サービスの中から、Windows Update サービスを無効にしてしまう。まぁ、強引な方法ですけど、いちおー有効っぽいです。危険な方法ではあるので、詳細は書きませんが
ちうわけで、MS、さっさとこのバグを直せ
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