H264でエンコードする話

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デジタル放送のテレビ番組を録画すると、けっこーでっかいファイルになる。というのは周知の事実かと。
30分のアニメを一本録画すると、CMを含んだ状態で 4GB 程度、CMをカットしても、3.3GB程度あります。
余談ですが、30分アニメのなかで、CMって5分程度なんですよね。本編が130MB/minなのに対してCMは140MB/min。テレビ放送って、CMのためのものなんですね・・・・

で、まぁこんなでっかいファイル、そのまま保存してたら、ディスクがいくらあっても足りません。なので、再エンコードという話がでてきます。

まず、テレビ放送の動画パラメータはこんな感じ

  • MPEG2
  • 1080i (1920×1080)
  • 60fps (インターレス)

これを、こんなパラメータで再エンコードします。

  • H264
  • 720p (1280x720)
  • 30fps (プログレッシブ)

この解像度が十分なのか?という議論はありますが、このパラメータで再エンコードすると30分アニメがおおよそ 180MB です。ただし、サイズのばらつきは MPEG2 に比べて大きく、200MBを超えることもあれば、150MBをきることもあります。

で、この再エンコードをどうやるか?ちうのが肝心の話ですが、ffmepg を使います。
コマンドパラメータはこんな感じ

ffmpeg -i input.ts -deinterlace -vcodec libx264 -r 30000/1001 -s 1280x720 output.mp4

なお、なーにも考えずに、ffmpeg -i input -vcodec libx264 output.mp4 としてしまうと、500MBくらいのファイルができます。Default だと 1080i の動画を作ってしまうようで、60fps相当のデータを作ってしまう・・・のかしら?

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このページは、ほーりーが2016年2月11日 10:41に書いたブログ記事です。

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