Thinkpadユーザはただちに保守延長の検討を

| コメント(0) | トラックバック(0)

この前、Thinkpad X1 Carbon が壊れました。電源入れると、キーボードのバックライトは点灯するものの、画面がうつりません。HDD アクセス LED がないので、OS を起動してるのかどうかもよく分からない。

問い合わせて最初に指示されたのが、「内蔵バッテリーの無効化」
UltraBook なので、「電源を切る」という概念が薄く、一見電源が切れてるように見えても、内部では Sleep してるだけだったりします。なので、バッテリーを電気的に切り離すという操作らしい。

DSCN5577.JPG

小さいので、すんごーっく分かりにくいんですが、この写真のように本体を裏返して、左側を見ると、DSCN5579.JPGこんな穴が開いてます。この先にタクトスイッチがあり、こいつをポチっとやると、バッテリーからの給電が遮断されます。当然、ACアダブタは外してから。

でまぁ、うちの場合、これで一度だけ復帰はしたんですが、すぐに問題が再発しました。こりゃアカンということで、メーカ送りに。
そ して、修理見積もりが来たんですが・・・・・・・

部品説明 単価
作業料 18,576
配送料 3,100
DISPLAY LGD 14.0 WQHD IPS Glare 61,981
請求金額 83,905

ふざけてるのかと!?

修理代で8万超え。いくら 2560x1440 のタッチパネル対応とはいえ、こんなクソ高いのかと?!

しかも、このマシン、買ったときに初期不良があって、届いて三日目に修理送りになってるんです。そのときは、ディスプレイが点滅して使い物にならなかったんですが、初期不良交換できないとか言いやがって、修理で1週間程度またされてるんですよね。

さらに、何が一番気に食わんって、壊れた!とおもって、サポートページでシリアル検索したら、その3日前に保証が切れてやがったこと。

X1 Carbon って、Thinkpad シリーズの最上位モデルですよ。購入価格おおよそ16万円。
そんな製品の中ので、たぶん一番高価なパーツでないかな?LCDが。それが初期不良に続いて、1年で壊れるってどういう品質管理しとんるんだろうね?

IBM じゃなくて、Lenovo ってことなんでしょうね。

あまりにあまりな値段なんで、ゴネてみたんですが、駄目でした。こんなところだけ、IBM の堅牢さは健全らしい


ちうわけで、Thinkpad X1 Carbon を使ってる人は、ただちに保守の延長をしましょう。Lenovo は、保証が切れたあとでも延長保証が買えるようです。ここにマシンのシリアル番号を入力すると、カード決済で買えるみたい。
3年保証で14,040円なんですが、これって、技術料より安いんですよね。

つまり、一回修理だしただけでペイしちゃう。ただし、注意が一つ。「3年保証」というのは、初期1年を含めて3年にするという意味です。よって、2年延長するのにこの値段。別途、4年保証もありますが、こっちは23,760円。

だけど、今回の事案を考えるに、Lenovo の品質管理は、やっぱり Lenovo のようです。彼らは「Thinkpad 部門は IBM 時代と同じように、大和で作ってますから大丈夫!」なんて言ってますけど、個々のパーツ供給は中国の本社経由なんじゃないかなぁ

あと、現在の保証状況を確認するページがここ。やっぱり、シリアル番号を入れることで検索できます。

延長保証が適用されるかどうかは、「修理依頼時に延長保証に加入しているかどうか?」で決まるんだそうで。だから、たった今、保証が切れてしまってる人でも、保守を検討するべきです。上の保守購入ページでポチっとやったら、すぐに保守が適用されるわけ・・・・でも無さそうな気配なので、保守加入直後に壊れた!って人は、要注意かもです。


最後に、

「いや、お前そんなん、Lenovo やで?そんなん使うのがアホなだけや」

と言われるかと思います!

はい、ごもっともです。もはや、IBM じゃありません。Thinkpad ブランドが地に落ちているのは分かってます。今回の初期不良と、1年で壊れるパーツからして、品質管理もズタボロなんだなということは、改めて理解しました。

ほかにも、

など、問題だらけ、「あぁ、中国っぽいなぁ」って話が山積なのは知ってます。

だけどね、解像度が 2560x1440 でて、主記憶が 8GB のマシンって、これしかないのよね。30年ちかく使い続けてるトラックポイントからは離れられないし。

NEC の LaVie が主記憶 8GB もでる出してくれたら、重量のファクターを入れて他を妥協してもいいかなぁとは思うんだけど、出る気配ないし、2650x1440 解像度のマシンだと東芝があるけど、解像度以外はどーしようもないし・・・・

大和事業所が、株式会社Thinkpad として独立したりせんかねぇ?

※ 8万円とかたわけたことをヌカしてきた見積もりは、どーしようかまだ思案中・・・・

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://horliy.seri.gr.jp/MTcgi/mt-tb.cgi/56

コメントする

このブログ記事について

このページは、ほーりーが2015年12月12日 09:30に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「NetBSD-RPI / AudioデバイスをAttachする」です。

次のブログ記事は「QNAP TS-412の性能」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。