Summit200を設定する

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Core Swich を追加しました。って、って、ふつー Core Switch は追加するんじゃなくて、置き換えるものなんですけど、追加です。
どーゆーことかというと、いままで Core Switch は、8624XL だったんですが、これ、100BASE-T の機械なんですね。サブネットをまたぐ通信なんて 100M でいーだろ!ということで今までこれで来てたんですが、バックアップとかでトラフィックがセグメントまたぐようになった都合で、L3 Swich も Giga 化しないと駄目だねぇということになったのです。
あ、Server とストレージ間だけは L2 Swich で Giga 化してましたよ。

DSCN4867.JPGちうわけで、こんなネットワークになりました。

当時、1000円で買った 8624LX と、今回 1500円で買った Summit200-24 です。

さて、問題はですね、この Summit200-24 は Edge License しか入っていないんです。

うちのネットワークは OSPF で経路設定を自動設定しているので、L3 機器は OSPF をしゃべってくれないと困るのですが、ExtreamWare で OSPF をしゃべるには、Advanced Edge License が必要で、Edge License では RIP しかしゃべってくれません。

しょーがないので、Summit200-24 には、RIP をしゃべらせて、8624LX に RIP と OSPF の両方しゃべらせて全体として経路交換をすることにしました。

さて、関連する設定です。

Summit200-24

# Configuration Mode
create vlan "net1"
create vlan "dmz"

#
# Config information for VLAN net1.
configure vlan "net1" tag 10
configure vlan "net1" ipaddress 192.168.10.1 255.255.255.0
configure vlan "net1" add port 1 tagged
configure vlan "net1" add port 24 tagged
#
# Config information for VLAN dmz.
configure vlan "dmz" tag 5
configure vlan "dmz" ipaddress 192.168.5.10 255.255.255.0
configure vlan "dmz" add port 1 tagged
#
# Config information for VLAN net2.
configure vlan "moe" tag 20
configure vlan "moe" add port 1 tagged
configure vlan "moe" add port 24 tagged

# -- IP Interface[1] = "net1"
enable ipforwarding vlan "net1"

# -- IP Interface[2] = "dmz"
enable ipforwarding vlan "dmz"

# RIP interface configuration
configure rip add vlan "net1"
configure rip add vlan "dmz"

# RIP global parameter configuration

# RIP Global enable/disable state
enable rip

# End of configuration file for "Summit200-24".

VLAN を3切ってます。net1 と net2 がユーザセグメント、dmz がセグメント間をつなぐインターコネクトです。
net1 の Default router は、Summit200 が担当します。

つぎに、8624LX

#
# VLAN general configuration
#
create vlan="net1" vid=10
create vlan="net2" vid=20
create vlan="dmz" vid=5

#
# VLAN port configuration
#
add vlan="net1" port=1,24 frame=tagged
add vlan="net2" port=1,24 frame=tagged
add vlan="dmz" port=1 frame=tagged

#
# IP configuration
#
enable ip
add ip int=vlan20 ip=192.168.20.1 mask=255.255.255.0
add ip int=vlan5 ip=192.168.5.20 mask=255.255.255.0
add ip rip int=vlan5 send=rip2 receive=rip2

#
# OSPF configuration
#
set ospf routerid=192.168.5.20 rip=both asexternal=on
add ospf area=backbone stubarea=off summary=send
add ospf range=192.168.20.0 area=backbone mask=255.255.255.0
add ospf range=192.168.5.0 area=backbone mask=255.255.255.0
add ospf interface=vlan20 area=backbone
add ospf interface=vlan5 area=backbone
enable ospf

こっちも Summit200 が持っているのと同じ VLAN を切ってますが、net1 には IP アドレスを振っていません。
net2 の Default Router は 8624 が担当します。

ポイントは set ospf routerid=192.168.5.20 rip=both asexternal=on の設定。この設定が OSPF の経路情報と RIP の経路情報を相互に交換させるコマンドです。

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このページは、ほーりーが2015年5月 6日 22:42に書いたブログ記事です。

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