家計簿というか、帳簿をつけること。帳簿つけは重要だよーとはよく言うけど、たんに帳簿だけつけててもしょーがないわけです。
帳簿というのは、金銭の動きのLogをとっていることに過ぎず、Logというものは単純に記録が増え続けるだけのもの。Logから何が起こったのかを読み取り、たとえばSoftwareのバグを洗い出したり、セキュリティーの問題を見つけ出したり、ハードウェアの障害を見つけ出すためのものなわけです。
帳簿をつけるのも、金銭の動きをLogに記録し、それを分析することで、何に費用がかかってるのか、なんか無駄遣いをしてないかのような分析を行うことがその意義なわけですね。
だけど、この分析するっていうのが難しい!どういう視点で分析すればいいのか?じつは私もまだそこは良くわかっていません。だけど、帳簿をつけておかないと、あとで分析することもできないし、分析のツールを準備しておかないと、いざ分析の視点が思いついても、分析できない。なので、帳簿システムを作り、その帳簿システムに分析のためのツール、BIツールを繋ぎこんでみようと思います。
最初に帳簿をつけるためのテクニック、複式簿記の基礎から。
複式簿記とは、企業会計などでも使われる記帳のやり方で、いわゆる「簿記」の基礎です。
複式簿記の特徴を簡潔にまとめると
- 資産/負債/収入/費用 の4種類いづれかに分類される会計科目を使用する
- 会計科目間での金銭移動を記録する
つまるところ、一番重要なのは会計科目なのです。会計科目をいい感じに設定して、普段の金銭のやり取りをこの会計科目に落とし込むことができるか?を考える必要があるわけですね。
とまぁ、そんなこをつらつら書いてても、なんだかよく分からなくなってくるので、例を一つ
2014年12月19日に、月によりそう乙女の作法2を買いました。支払いはラブライブクレジットカードです
日付 | 借方科目 | 借方科目 | 金額 | 備考 |
2014/12/19 | エロゲ | ラブライブカード | 10844 | 月によりそう乙女の作法2 |
2015年1月26日 クレジットカードの引き落としがありました。
日付 | 借方科目 | 借方科目 | 金額 | 備考 |
2015/1/26 | ラブライブカード | さくら銀行 | 10844 | カード引き落とし |
こんな感じで、起こったことの記録をつけるのです。そして、この例にある「エロゲ」とか「ラブライブカード」とか「さくら銀行」というのが会計科目です。
この会計科目を、資産/負債/収入/費用の4種類に分類して記録するのが、複式簿記の特徴です。