AIPO というソフトのがあるのです。いわゆるグループウェアっていうものなんですが、これで何か面白いことできないかなぁ・・・・?と思ってインストールしてみました。
以前にいちど、FreeBSD で動かそうとしたんですが、どーにもうまく起動しない。う・・・・ん?ポリシーに反するけど、Linux でやるしかないかなぁ。というわけで、CentOS に入れてみることにしました。
現在の CentOS は Ver.7 です。init.d の構造がちがったり、init じゃなくて、systemd だったり、そのうち ifconfig コマンドがなくなるんじゃない?って気がする CentOS 7 です。
そんな CentOS 7 に AIPO をいれてみよう!と挑戦してみたんですが・・・・・・まぁ、断念しました!
なお、インストールの方法は、本家にあります。丁寧に書いてあるので、本来はこの通りに実行すればいいだけ。
問題は2つあります
- Ether インターフェースのアドレスが正しくとれない
CentOS 7 では、Ether インターフェースの名前が変わっています。今まで eth0 だったのが、eno160 とかいうわけ分からん名前になってしまってます。このため ifconfig で自IPアドレスを取得するときに失敗してしまう。
AIPO のスクリプトには、何箇所か eth0 と直書きしてあるところがあって、ここがエラーになります。
とはいえ、これは表示だけの問題っぽく、じつはどーでもいい。
- PostgreSQLが動かせない
問題はこっちで、インストーラを実行すると、こんな Log が記録されて、起動時に PostgreSQL が開始されません。
fixing permissions on existing directory /usr/local/aipo/./postgres/data ... ok
creating subdirectories ... ok
selecting default max_connections ... 100
selecting default shared_buffers ... 32MB
creating configuration files ... ok
creating template1 database in /usr/local/aipo/./postgres/data/base/1 ... ok
initializing pg_authid ... FATAL: wrong number of index expressions
STATEMENT: CREATE TRIGGER pg_sync_pg_database AFTER INSERT OR UPDATE OR DELETE ON pg_database FOR EACH STATEMENT EXECUTE PROCED
URE flatfile_update_trigger();
child process exited with exit code 1
initdb: removing contents of data directory "/usr/local/aipo/./postgres/data"
grep: /usr/local/aipo/./postgres/data/postgresql.conf: No such file or directory
なにやら、pg_authid とかいうのが失敗するらしい。
無理やり起動して、ブラウザでアクセスすると、
${alias}
セッションがタイムアウトしました。
ブラウザが切り替わらない場合は、再読み込みをお願いいたします。
timeout
こんな表示が出ます。
こりゃいったい、なんじゃろなー?と調べてみたところ・・・・・PostgreSQL は新しいgccでコンパイルすると動かないらしい。
なんじゃそら・・・・なんですが、じゃあ、gcc-4.7 をインストールしてみようか・・・・とおもったら、
# yum install gcc47
Loaded plugins: fastestmirror, langpacks
Loading mirror speeds from cached hostfile
* base: mirror.fairway.ne.jp
* extras: mirror.fairway.ne.jp
* updates: mirror.fairway.ne.jp
No package gcc-47 available.
なんかの嫌がらせか?
gcc の自前コンパイルまではもう・・・・面倒すぎるからいや!
というわけで、AIPO はおとなしく CentOS 6 で使いましょうorz